2010年2月8日
今日のスクールは東京都葛飾区の「Sさん」。
東京でお寿司職人をされている、40歳のお父さんです。
ロングボードを始めたのは、去年の10月から。
すでにブーツ、グローブも完備したやる気満々のビギナーサーファーです。
予約を受けて(私の勘違いでご迷惑をおかけしましたっ!)メールでいろいろ聞き出したところ、2つの悩みを抱えていることがわかりました。
1スープに押されて立ってみても、ぐらぐらしてすぐ落ちる
2ウネリを捕まえるタイミングがぜんぜんわからない
ほとんどのビギナーロングボーダーが通る道を順調に通っているなというのが、第一印象です。
ロングボードレスキューが一番得意とするレッスンです。
スクール開催場所は、「片貝海水浴場」。
広い片貝の中でも、初心者が練習するのにもっとも適した場所です。
この日の天気は晴れ。
午後から南風が強くなる予報が出ていたので、コンディションが乱れないかと心配していたんですが、スクール中は何とかなりました(笑)
海の中はほぼ貸し切り。ロングボード向きの波質で、Sさんのためにあるかのような絶好のスクールコンディションの中でレッスンスタート。
気持ちもぐんぐんベクトルアップ!
波のサイズは、ヒザモモたまのセット腰。
面の状態はクリーン。
最高の状態でした。
まずは、道具を準備するところから。
ワックスを塗り、ボードを抱えて海へ向かうときからスタートです。
ビーチに着いたら、まずポイントチェック。
「ひとはどのくらい入っているか」
「波のサイズはどのくらいか」
「風向きとカレントの関係」
「くたびれないボードの持ち方」
等々。
細かいようですが、こういうところをしっかりと考えて練習できる初心者さんは上達が早いと思います。
ビデオ撮影の準備ができたところで、とりあえず海に入ってもらって撮影開始。
Sさんにはいつも練習していることをやってもらいました。
15分ほどの撮影後、一旦あがってもらってレクチャー開始です。
このときのアドバイスは
自分がボードをコントロールできる深さをキープすること。
常に同じところにポジションをキープするのは、思った以上に大変です。
もう一つ大切なことは、ボードをセットするときは波に対して直角にすること。
この2点をアドバイスしてから、撮影再開です。
その後のレッスンも、少ないアドバイスをしていくのがロングボードレスキュー流のスクールです。
そんなにたくさんのことをアドバイスされても、できっこないですからね。
「理解してから練習する」
これがロングボードレスキューのモットーです。
今回のSさんは、2時間程度のスクールで「自分で波を捕まえて岸まで滑ってくる」レベルまでできるようになりました。
自分で波を捕まえることができたら、テイクオフまでもう一歩です。
もちろん家での練習方法もきっちりレクチャーして、一旦スクール終了です。
アフタースクールは、フリーサーフィン。
私も生徒さんにアドバイスしながら、適当に遊ばせてもらうんですが・・・
またしても南風が。
スクールの時はメンツルだった波も、ガタガタのちょっぴーコンディションに。
んもーやだ・・・
せっかくいいとこ見せようと思ったのに。
というわけで。
「スクールの時は南風が強くなる」ジンクスはまだまだ健在のようです。
※Sさんに書いていただいたアンケートには一言「また来たい」と書いてありました!スクールやってて一番うれしいオコトバ・・・Thanksです!
2010年2月9日火曜日
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